フッ素コーティング、テフロンコーティングのパイオニアであり、
高度なフッ素樹脂加工の技術を持つ、日本フッソテクノコート株式会社。

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フッ素樹脂コーティング「付着防止」

テフロンコーティングの要でもある付着防止
ほとんどの物に固着しません

フッ素樹脂は極めて安定した分子構造になっています。
この為、他の物質と結合せず、「撥水性」に優れています。
フッ素樹脂の対水接触角は約110°で、ステンレスのバフ仕上げ等とは比べ物にならないほど優れています。

110

※洗浄性の目安となる「撥水性」は一般的に対水の接触角で表され、
 接触角が大きいほど「撥水性」に優れており、非粘着性・洗浄性が良いとされています。

※但し、未加流ゴムや粘着性の高いものが接触する部所など、高非粘着を要求する場合はタックフリーコーティングへ

 

複合する課題を解決

使用溶剤による静電気災害、洗剤溶剤による産業廃棄物処理、作業環境がもたらす諸問題など、
複合する課題は多岐にわたります。
弊社が提案する高機能フッ素コーティングは次のように改善を実現しています。

  • 塗料付着低減でコンタミネーションのない均一な塗料分散が容易となる。
  • 色替え時間短縮で稼働率向上。
  • 溶剤環境下でも仕様可能。
  • 清掃作業負担の軽減。
  • 作業環境の改善。

【粉体付着に対して】


※オレンジ部分が施工実績箇所。

コーティングにより、粉体付着が大きく軽減されるのは理由があります。

熱可塑性の溶融性フッ素樹脂が焼付コーティングされた表面は平滑で、粉体の入り込む凹部がなく、付着の足がかりと
ならないためであると考えられます。

ガムテープの糊はフッ素樹脂コーティングにしっかり貼り付いてしまいます。
(もちろんガムテープの場合は、接触面積を減らすことによって離型させるタックフリーコーティングがあります)
粉体でこのような強粘着性がある場合は、ごくまれに付着してしまいます。このような付着の状態には、粉体が水分や溶剤分
を含み、かつその粉体が水分や溶剤分によって糊状に溶けている場合があります。
この場合、粉体が乾燥されると粘着性はなくなり、かつフッ素樹脂は他の物質と結合を作らないため、
わずか外力によって容易に剥離できます。

つまり、表面処理の検討と共に、粉体の取り扱い環境の操作を考慮すれば、
粘着性がある粉体の場合でもフッ素樹脂コーティングが効果を発揮します。
粉体付着防止にもフッ素樹脂コーティングは効果があることをご説明させて頂きました。
しかし、表面処理としての適材適所が必要で、かつ環境も含めた理解が最適な効果を生みますので、
ご検討される場合は、数多くの事例を経験している当社にご相談下さい。

 

フッ素樹脂コーティング「低摩擦」

フッ素樹脂は摩擦係数が小さく、滑り特性が良好です。

フッ素樹脂は、固体の中でも最も摩擦係数が小さいです。
そのため滑り特性が良く、粉体の滑りや潤滑油を使えない摺動部品などに使用されています。
荷重、摺動により摩擦係数は変化しますが、一般に0.05~0.15の間の値を示します。

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